サービス

訪問鍼灸マッサージとは?

麻痺や関節拘縮、慢性的な痛み等により外出が困難となり在宅療養されている方のご自宅や介護施設等に訪問し、健康保険を適用した医療マッサージ・鍼灸治療を提供するサービスです。
かかりつけ医の同意のもと健康保険を適用しますので、介護保険の限度額を圧迫することなく
低料金(1割負担の方で300円~600円程度。交通費込)で受けていただけます。

※ 保険適用には医師の同意書が必要です。

  • 国家資格を持ったあん摩マッサージ指圧師・鍼灸師が伺います。
  • かかりつけ医師の同意書が必要となります。(原本は弊社が用意します)
  • 一割負担の方で一回300円~600円程度で受けて頂けます。(交通費込み)

対象となる方

  • 筋麻痺、関節拘縮の症状がある方
  • 慢性的な痛みがある方
  • 寝たきり状態や歩行が困難な方
  • 筋緊張や筋萎縮がある方
脳梗塞後遺症パーキンソン病認知症
脊柱菅狭窄症脊髄損傷変形性関節症
ALS大腿骨骨折心疾患
小児麻痺神経痛腰痛
頚腕症候群リウマチなど
医療保険を適用したマッサージや鍼灸が対象となる方の疾患例(※マッサージは病院で治療中の傷病名で併給が可能)

施術による効果改善

筋緊張・痛みの緩和

筋肉の緊張や関節痛、神経痛など、様々な原因によって筋肉がこわばると交感神経が高ぶり血流が悪化し、さらに痛みを増強してしまいます。
これが痛みの負のスパイラルです。

マッサージで筋肉の緊張をほぐすことでこの負のスパイラルを断ち切り、痛みを生じさせている発痛物質が流れやすくなる環境を整えます。

血液・リンパの循環改善

在宅療養されている方のお悩みとして多いのが、浮腫(むくみ)です。

浮腫発生には様々な原因がありますが、多くは過度の安静により、血液・リンパ液が循環不良を起こすためです。
筋肉にはそれ自体に収縮により心臓に静脈血やリンパ液を戻すポンプの作用(筋ポンプ作用)があります。
寝たきりや車椅子生活ではこの筋ポンプ作用が働きにくいのです。

身体を動かすことが難しいご利用者様に代わってマッサージや運動法によって筋肉を動かし、筋ポンプ作用を促します。

関節可動域の維持・拡大

在宅での療養生活で大きな問題となるのが関節が固くなってしまう「関節拘縮」です。

健常者に比べて関節や筋肉を動かす機会が少ない方はものすごいスピードで筋肉が痩せて
短くなり、結果として関節が固くなります。
一度固くなり始めるとなかなか改善は難しいと言われています。

オムツ交換や更衣の妨げになることが多く、日常生活で大きな負担となります。

短くなろうとする筋肉に対しマッサージで緩め、固くなろうとする関節に対し運動法で緊張を和らげます。

心肺機能の改善

療養生活では、活動性の低下によって心肺機能の低下が懸念されます。

首や肩、背中や前胸部のマッサージは胸郭の可動域を拡大し、心肺機能維持・改善に間接的に作用すると言われています。

残存機能の改善

「麻痺している右手が使えないので、反対の左手で何でもしている。むしろ左腕のほうが辛い…。」

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
どうしても悪いほうに目が行きがち、悪い方の治療をすれば良い…健常者はついそのように考えがちですが、当事者にとってみれば実は健康なはずの腕(脚)のほうが辛い、ということをよく耳にします。

障害のある側(患側)だけでなく、健康な側(健側)へもアプローチすることにより、その人を総合的にとらえて施術します。

残された機能を大切にし、より効果的に使うことで、ADL(日常生活動作)を維持・改善し、ひいてはQOL(生活の質)を向上させることにつながります。

ADL(日常生活動作)の向上

ADLとはActivities of Daily Livingのことで、日本語にすると「日常生活動作」となります。日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことです。

これらの動作が低下しないよう、運動法や訓練等を組み合わせて施術します。

「全介助」から「一部介助」に、「一部介助」から「自立」になるよう、また、「できる」状態を「している」状態にもっていけるよう取り組みます。

QOL(生活の質)の向上

QOLとはQuality of Lifeのことで、に日本語にすると「生活の質」となります。

私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつです。

「物質的な豊かさに満たされた生活」ではなく、「毎日が充実し、心身が満たされた生活」に焦点をあてた考え方となります。

「ご本人が何をもって幸せとするか、何を大切にしているか」ということを軸にその人に合った施術方法をご提案します。

長岡市保健所管轄にて施術所登録も完了しています

サービス一覧

マッサージ

在宅療養されている方は運動不足から循環不良を起こし、廃用症候群(筋力低下や関節拘縮、むくみ、床ずれなど)の状態になりやすいと言われています。
トクエンメディックでは車椅子や寝たきりの方のために開発された独自の『筋ポンプマッサージ』を行います。
筋肉をやさしく包み込み、大きく動かすことによって運動した時と同じような状態を作り出し、血液循環の改善を目指します。

鍼灸治療

慢性的な痛みやしびれなどに対し「はり」や「お灸」を用いた治療を行います。
鍼治療に使用するはりは髪の毛ほどの太さで痛みはほとんどなく、1回使い捨てのディスポーザブル鍼を使用しますので感染症の心配がありません。
刺すはりが苦手な方や服薬状況により刺さないはり(接触鍼、ローラー鍼やてい鍼など)もございます。
※マッサージとは別に鍼灸の同意書が必要です。

機能訓練

拘縮を起こして固くなった関節に対して運動法や、軽いストレッチなどを取り入れて施術を行います。
必要に応じて寝返り~起き上がり動作、歩行訓練などADLの見守り・アドバイス等をさせて頂きます。

コミュニケーション

ご利用者様やご家族とコミュニケーションをとることで信頼関係を築き、精神的なケアにも努めます。
また、お医者様やケアマネジャー様へ定期的に経過報告をさせていただくことで医療・介護との連携を図り、より良いサービス提供ができるよう努めてまいります。

トクエン・レスパイトケアプログラム

在宅介護では介護しているご家族の介護疲れが問題になっています。介護する側が疲弊していてはお互いに良い関係は築けません。
レスパイトとは「介護をする側」の負担の軽減(息抜き)を目指す仕組みです。介護をしているご家族の施術を行うことで介護疲れを癒し、心身ともに疲弊してしまうことを防ぎます。

※事前にご相談ください。

出張健康教室・マッサージ教室

地域での健康教室やマッサージ教室などもご希望に応じて対応させて頂いています。

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0258-86-8246

※施術中、移動中は電話に対応できないことがあります。